
更新日:2018年12月15日
こんばんは
コビトフカミです
東京はもうずっと雨
雨の音を聞きながらブログを書いています
何かを仕事にするには
枠を作らなきゃいけない
わかりやすいように
伝わりやすいように
明確に提示できる形で
そう思っていました
オーダーで描く動物画のことです
値段も質もぴったりだと思える
最良な額に出会い
2パターンの額を決めて在庫の確認もし
絵の価格を決めた
モノクロの絵にあう額2種類
サンプルも作り
自信みたいなものもあった
それだけ探し検証した
ところが
初めての依頼で描かせて頂いた絵を額装する時
額装までは良かった
額装し完成を見た時
この子にはもっといい額があったかもしれない
この子にぴったりの額が
そう
気づいてしまった
ぴったりの額のイメージまで明確に浮かぶ
それは確かな実感で
経験が教えるものだと思う
絵が完成しないと
どの額があうかなんて
材質が同じでも
モノクロの絵でもわからない
絵は生き物って散々言ってたのに
仕事にするとなったとき
忘れてしまった
正確な金額で提示することは大切だけど
自分が何を売っているのかを
明確に自分自身が知っていることはもっと大切なこと
高いと思われるのが怖くて
安くいいものをという気持ちが強くあったけど
そこに意識を合わせていたから
自分が何を売り
何を循環させたいのか
また見失う
絵は家族も見てくれる
喜んでくれる
残るもの
それは感想をいただくようになって
痛感した
ひとりひとりのお客様に寄り添えるように
よきものを提示できるように
もう一度ゼロから作り直そう
課題は続く